こんにちは!星川蒼です。
温暖化が進むつれて益々雨量は増え、土砂災害が発生しやすい環境に日本はなってきています。だからこそ砂防ダム(正式名称:砂防堰堤)は、自然災害から私たちの生活を守る重要な施設です。その主な役割は、豪雨や洪水による土砂災害を防ぐことです。
砂防ダムの主な機能
1. 土石流の抑制:大雨時に発生する土石流をせき止め、下流域への被害を防ぎます。
2. 川底の保護:土砂が堆積することで川底が上がり、川の浸食を防ぎます。
3. 水流の制御:川幅を広げ、水の流れを遅くすることで、洪水のリスクを軽減します。
4. 山腹崩壊の防止:川底が上がることで、周辺の山腹崩壊を防止します。
砂防ダムの種類と働き
1. 不透過型砂防堰堤:
– 常時、土砂を少しずつ貯めていきます。
– 大雨時には大量の土砂や岩、流木を捕捉します。
国土交通省 北陸地方整備局 黒部河川事務所より引用https://www.hrr.mlit.go.jp/kurobe/jigyo/sabo/yoku/yoku_hat.html
2. 透過型砂防堰堤:
– 普段は水と土砂を通しますが、土石流発生時に大きな岩や流木を捕捉します。
国土交通省 北陸地方整備局 黒部河川事務所より引用https://www.hrr.mlit.go.jp/kurobe/jigyo/sabo/yoku/yoku_hat.html
砂防ダムは、一般的な貯水ダムとは異なり、水を溜めるのではなく土砂災害を防ぐことが主な目的です。これらの施設は、私たちの安全を守り、地域の発展に欠かせない重要な役割を果たしています。